目指せ! おめでた婚!

冠別、3行、32文字、ぶら下げ有、文章・セリフ区切り無ver.
      →冠別、3行、26文字、ぶら下げ有、文章・セリフ区切り有ver.


//背景 廊下 夜 照明有

 シオ姉の部屋を夜訪ねるのも、もう5回目。

 この扉の向こうにネグリジェ姿の彼女がいる。

 その事実にそろそろ慣れてもイイはずなのに、いまだにノックする前から心臓が飛び出しそうなくらいドキドキと脈打っていた。

 何度か深呼吸を繰り返し、ゴクリと生唾を飲み込む。

 俺は平常心だと脳内で繰り返しながら彼女の部屋をノックした。

//SE ノックの音


「し、シオ姉、薬、持って来たよ」

 せっかく深呼吸したのにシオ姉を呼ぼうとした声が裏返ったのが情けない。

//SE 室内扉の開く音
//背景 シオリの部屋 夜 照明有
//シオリ立ち絵 ネグリジェ 笑顔

シオリ
「いらっしゃい、へーちゃん」

 お風呂上りのシオ姉が、テンパっている俺を気遣うような優しい笑顔で迎えてくれた。


「お、お邪魔します……」

 部屋の中に入る時にシオ姉の横を通り過ぎ、改めて彼女の小ささを実感する。

 非成人症候群のせいで俺が産まれた頃から一切成長していないシオ姉は、ずっと126cmのままだ。
 
 彼女を見上げていた時代も確かにあったのに、今では胸の下くらいの身長である。

//SE 室内扉の閉まる音
//シオリ立ち絵 ネグリジェ 困惑

シオリ
「へーちゃんったら、そんなに私のつむじを見て、何か面白い事でもあったの?」


「面白いって言うか、シオ姉は頭も可愛いなぁって、思ってただけだよ」

 病気のことを気にしている彼女に、小さいと思ってしまったのを改めて言うのははばられて、つねづね考えていることを口にした。

//シオリ立ち絵 ネグリジェ 照れ

シオリ
「か、可愛いって……。もう! 私、もうアラサーのおばさんだよ。へーちゃんなんか、学校でいくらでも若くて可愛い子を見てるでしょ。からかわないでよ」


「俺が可愛いとか、綺麗だとか、素敵だって思うのは、小さな頃から大好きなシオ姉だけだよ。だからさ、結婚してよ」

//シオリ立ち絵 ネグリジェ 悲しみ

シオリ
「また、そんなこと言って……。私は病気のせいで子供が産めないし、へーちゃんと結婚なんて無理って言ってるのに」

 18歳になった日から日課にしているプロポーズに、シオ姉が表情を曇らせる。


「子供は、シオ姉の研究が成功してたら出来るんでしょ? なら、問題ないじゃん」

 研究者のシオ姉が開発した、非成人症候群の成長ホルモン受容体の異常を治療するとか言う薬。

 シオ姉は自らが治験者になって、現在初潮は来たと言っていた。
 
 俺からすれば生理が来たなら妊娠も出来ると思うんだけど、身長と体重の方が成長しないらしくて、難しいかもしれないと悩んでいる。

//シオリ立ち絵 ネグリジェ 困惑

シオリ
「本当に治療が成功するのかは分からないし、それにもし成功してても私なんてへーちゃんの10歳上だし、好きってだけじゃ上手くいかないことだってあるから……」


「俺はシオ姉が好きで、シオ姉も俺が好きなんでしょ? なら、何にも問題ないじゃん。だからさ、おめでた婚のためにも、今日も薬、塗らないとだよね」

 すぐ後ろ向きなことを言い出すシオ姉だけど、俺のことが好きならそれで良いと思う。
 
 彼女の中の問題は自分が産めないなら、俺の負担になってしまうってことだけだ。
 
 それならおめでた婚をするためにも、初めての日に無理させてしまったアソコに薬を塗って早く治してもらい、2人でひたすら励むしかないだろう。

//シオリ立ち絵 ネグリジェ 照れ
//読み方 要らない=いらない
シオリ
「えっと、それなんだけど……。今日は薬は、もう、要らないと思うの。その、そろそろ……大丈夫かなぁ……って……」

 真っ赤な顔のシオ姉を見つめれば、潤んだ瞳がひどく艶めかしいのに気付いた。


「要らないって、その、本当に……?」

シオリ
「うん、もう痛くないし。それに、その……毎日へーちゃんが大事に手当てしてくれたから……きっと、前よりも、柔らかくなれたと思うし……」

 手当と言われて、薬を塗るために味わったシオ姉の膣内の感触と締め付けが指先に蘇る。

 昨日など薬を塗る前に、舌で彼女の粘膜を隅々まで味わったのだ。

 恥じらいながらも、治った後に俺ともっと楽に繋がるためだからと足を開くシオ姉の姿はすごくエロくて、でも、治療中なのだからと我慢した事も思い出す。

シオリ
「だ、だから、その……へーちゃんが良かったら、2回目、してくれる?」


「う、うん……シオ姉が、イイなら、もちろん、したい……」

 彼女からのお誘いに喉がカラカラに乾いて、裏返りそうな声で頷いた。

//CG1a 背面側位。ヒロインは恥じらいつつも嬉しそう、ネグリジェが腿の辺りまでめくれている。主人公は着衣、手はヒロインの髪や足に触れている。

 小さな肉体を背中から抱きしめるようにしてベッドに寝転べば、シオ姉の髪から甘い花の香りが漂う。

 昔は色々とシャンプーを変えていたけれど、俺が好きだと言って以来ずっとこの香りを纏ってくれているのが何とも嬉しかった。

シオリ
「んぅっ……ふふ、へーちゃんの手、何だかすごく熱いね」

 どこから触ろうか迷っていた手で、シオ姉の足に触れると少しだけ甘い声が漏れる。


「えっ!? も、もしかして、俺、手汗、かいてた!?」

 スベスベの腿を撫でていたけれど、手汗でベトベトになったりしたら申し訳ないと手を引っ込めようとしたら、その手を押しとどめるようにシオ姉の手が重なった。

シオリ
「ううん、大丈夫。熱いだけだよ。あと、その……えーっと、お尻に、へーちゃんの硬くなった、……お、オチンチンが当たってるのも、熱いかな……」


「う、ごめん……」

 思わず腰を引こうとしたけれど、シオ姉の方からお尻をこちらに擦りつけてくる。
 
 煽るように押し付けられたシオ姉の硬さと柔らかさのまじった肉の感触に、半勃ちだった肉竿が完勃起になってしまった。

シオリ
「何で謝るの? これからエッチな事、一緒にするんでしょ? 私に興奮してくれて、とっても嬉しいのに」

 見た目こそ俺よりずっと若く見えるけれど、こういう時に微笑む表情はやっぱり年上だなと思わせる余裕と艶めかしさがある。


「シオ姉、キスしてイイ?」

シオリ
「ふふ、こういう時は、何も聞かずにキスしてイイのよ? ちゅ、くちゅ……」

 彼女の方から振り返って寄せてくれた唇に吸い付けば、舌が俺の口の中へと挿し込まれた。

 リードばかりされているわけにいかないとネグリジェに手を伸ばしながら、必死に俺も舌を蠢かす。

//CG1b 背面側位。ヒロインはパンツのみ、嬉しそうにキスをしている。主人公は着衣、手は胸に触れている。

シオリ
「ふぁっ、ちゅ……れるぅ、くちゅぅ……んんぅ……アレ? ふふ、へーちゃん、スゴイね。キスしながら脱がされちゃった」

 最初の夜はガチガチに緊張してボタンも外せなくて大変だったけど、あんな醜態は曝したくなくて、色々と練習を頑張ったのだ。

シオリ
「ちゅぱ、ちゅくぅ……んふぅ、んんぁっ……あふぅ……へーちゃんったら、こんな真っ平らなオッパイなんて、触って楽しいの?」

 絡めていた舌を少しだけ解くと、甘い声を上げながらシオ姉が不思議そうに俺を見上げてくる。


「シオ姉が感じてるのを見てると、すっごく興奮するし楽しいよ。それに、その、完全に真っ平らでもないかな。ほら、ちょっと摘まめるし」

 真っ平らと言うが、手のひらで包みこめばほんのりとだが膨らみらしき柔らかさがそこにはあった。

 確かに見ている分には全くの無乳っぽいのだが、ささやかなふんわりとした感触が愉しくて動く手は止まらない。

 それに様々に触れるたびにシオ姉の可愛い悦ぶ声が漏れるのだから、もっと感じさせたくなって手が動いてしまうのだ。

シオリ
「えっ!? ほ、ホントだ。ふぁっ……前は完全に平らだったのに、んくぅ……薬の効果かな? んぁぁっ……」

 俺がふにっとシオ姉の乳房未満のオッパイを指で寄せると、持主の方が酷く驚く。


「この間は全然、触る余裕がなかったから分からなかったけど、こんなに感じやすかったんだね」

 最初のセックスでは興奮と焦りとで、大した前戯もなく、ローションを使ってシオ姉の膣内に無理やりに挿入り込んだ。

 膣肉はとてもキツくて、痛がっているのに無理して笑うシオ姉が痛々しいのに勃起も腰も止まらなくて自分勝手に果てた思い出。

 今日はあの夜のリベンジの意味も込めて、シオ姉にもしっかり感じて欲しかった。

シオリ
「あふぅ、でも、んくぅ……前に自分で触った時には、ふぁっ……何にも……」

 感じやすくなっている事に戸惑っている感じのシオ姉だけど、触られるのが気持ちイイのか、ちっぱいを俺の手に押し付けるように少しだけ前傾姿勢になってきている。


「シオ姉、自分で触った事があったんだ」

シオリ
「えっ!? あぅ……う、うん……だけど、くすぐったいだけで、別に何も感じなくて、それなのに、今は……ひゃぅっ……」

 より感じてもらうために敏感なところを刺激しようと、乳輪を指先でクルクルと撫で、乳首の先に手のひらで柔らかく触れてみた。

 たったそれだけの刺激で、小さな肉体をビクビクと震わせ、肌をどんどんと赤く火照らせていく。

シオリ
「んんぁっ、乳首、気持ちイイ……んんぅ、こんなに気持ちイイのって、薬のせいで成長出来たって事? あふぅ……それとも、へーちゃんに触られてるから……?」


「どっちでもイイじゃん。ほら、シオ姉。乳首、すっごく勃ってるよ。こんなにコリコリしてる」

 研究者の性なのか、エッチの最中だってのに真面目に理由を考えようとするシオ姉の乳首を指腹で挟んで、クリクリと柔らかく揉みこんだ。

シオリ
「ぁあんっ……へーちゃん、それ、んんぅ、気持ちイイ……あひぃ……オッパイ、気持ちイイよぉ……」

//CG1c 背面側位。ヒロインは全裸、触られて感じている。主人公も全裸、左手は乳首、右手はマンコに触れている。

 エロい声に、パンツどころかズボンまで先走りで濡れてしまいそうになり、手早く服を脱ぐ。

 シオ姉のショーツも脱がせれば、その薄い布地につーっと細い糸が引いて、オッパイだけでかなり感じていたようだ。


「膣内の方は、どうかな? ……うわ、スゴイ、触ってなかったのに、シオ姉のオマンコ、ビチョビチョだ」

 薬を塗るために4日の間、くまなく触っても触り飽きる事のないオマンコに指をのばす。

 ショーツに糸を引くだけあって秘裂はすでに音が鳴るくらい濡れていて、ローションの力なんか借りる必要のないくらいぬめりに溢れていた。

シオリ
「んんぅ、へーちゃん、ダメぇ……ぁんっ、そんなにグチャグチャしないでぇ……んくぅ、音が恥ずかしくて、……ふぁっ、おかしくなっちゃうよぉ……」

 蜜の溢れるキツイ肉壷に指を挿し入れ、拡げるためにグニグニとかきまわしてみる。

 ここ毎日ほぐしてきたお蔭か、最初はキツイだけだった膣肉がすぐに柔らかく緩み、二本目の指も難なく飲み込みながらグチュグチュとイヤらし音を立てだした。


「おかしくなりたくないなら、もっとゆっくりした方がイイ?」

 焦らすように指の動きを緩めて、音が鳴らないように、柔壁を優しくゆっくりと撫でる。

 微弱な刺激では物足りないと膣襞がわななき、俺の指をしゃぶるみたいに蠢きだした。

シオリ
「ぁあっ……んぅ、そんな動きじゃ、……ひぅ、もどかしいよぉ」


「じゃあ、恥ずかしい音がしてもイイよね?」

シオリ
「ぁあっ、んくぅぅ……お願い、へーちゃん。もぉ、へーちゃんのこの大きいの、お姉ちゃんのドロドロのオマンコにちょうだい」

 再びズチュズチュとはしたない音が溢れるように指を激しく動かせば、シオ姉が反撃とばかりに俺の剛直を小さな手で強めに包み込む。


「あぅっ」

 指を挿入れながら自分が挿入り込む事を想像していた俺のペニスは先走りでドロドロで、亀頭と手のひらの間でグチュッとイヤらしい音が鳴った。

//読み方 膣内=なか
シオリ
「ふふ、へーちゃんも私と同じで、……んぁっ、トロトロになってる……んんぅ、ねぇ、我慢出来ないでしょ? 私も出来ないから、早くオチンポで膣内をイッパイにして……」

 グチュグチュと音を立ててしごきつつ、シオ姉が甘い声でおねだりしてくる。
 
 俺は種付けのためにも手コキでイク訳にはいかないと、おねだりに負ける事にした。

//CG1d 背面側位。ヒロインは全裸、挿入に少し苦しそうだが感じている。主人公は身体に触ったまま、浅く挿入中。
//読み方 挿入って=はいって
シオリ
「んぁああっ……はふっ、ひぅぅぅ……挿入って、くるぅぅぅ……」

 先端をゆっくりと埋めていけば、小さな膣口がキツキツに拡がって、懸命に俺を受け入れようとしてくれている。

 抱きしめるシオ姉の肌はすごく熱くて、最初の時ほど無理しているようではないけれど、このまま一気に貫くのは躊躇われて、浅い所で腰を止めた。


「ふぅ……やっぱり、まだキツイね。シオ姉、大丈夫? 痛かったりしない?」

シオリ
「んっ、ふぅ……大丈夫、ちょっと苦しいだけで、……んぅ、痛くはないよ。でも、もう少しだけ……あぅ、このままでいて、少ししたら……んくっ、慣れると、思うから……」

 シオ姉の肌を撫でながら尋ねれば、少しだけ眉根を寄せた表情で見つめてくる。


「苦しいなら、やっぱりもう少し指でならした方がよかったんじゃないの?」

シオリ
「はふぅ……ううん、このままでいて。……んぁっ、この方がイイの。私の膣内に、ぁくぅ……へーちゃんが挿入ってくるの、ゆっくり感じたいの……」


「じゃあ、シオ姉がもっと濡れるように気持ちイイところに触るよ」

シオリ
「ひぅっ……んぅ……そこ、好きぃ……んひぃ、クリトリス、ぁあっ、気持ちイイよぉ……」

 スベスベの恥丘を撫で下がり淫裂に指を潜り込ませれば、フードをかぶった陰核に辿り着いた。
 
 指の腹で転がせば、すぐにプックリと膨らみ、フードを押し上げて勃ちあがる。

 揉み込む指先に押し付けるようにシオ姉が腰を揺らし、気持ちイイのが手のひらまで濡らす愛液から伝わってきた。


「シオ姉、たくさん濡れてきてる。気持ちイイんだね。もっと感じさせてあげるから」

 さっき反応の良かった乳首を少しだけ強めに摘まんで、こねてみる。

シオリ
「ぁあっ、んんぁっ……乳首、そんな風にしたら……ひぁっ、声、止まらなくなっちゃうぅ」


「シオ姉の可愛い声、もっと聞かせて」

シオリ
「ひぅぅ、私ばっかり、感じて……あくぅ、一緒に、はふぅ……気持ち良くなりたい……」

 どこもかしこも敏感なシオ姉をもっと啼かせたくて触りまくれば、ビチョビチョに濡れた襞肉が俺を誘い込むように亀頭を締め付けてきた。

シオリ
「んぁっ……はふっ、へーちゃん、もぉ、大丈夫だから。もっと奥までオチンチンちょうだい。お姉ちゃんの赤ちゃんの部屋のドア、硬いオチンポでノックして欲しいの」


「うん、シオ姉の奥で、俺のチンポ味わって……」

//CG1e 背面側位。ヒロインは全裸、挿入に感じている。主人公は身体に触ったまま、根元まで挿入。

シオリ
「んんぁあっ、熱くて大きいのが、奥まで挿入ってくるよぉ……んひぃぃ……いっぱい、拡がって……太いぃぃ……」

 ビクビクと震える小さな肉体を抱きしめて、初めて奥まで挿し入れる。

 最初の日は挿入れなかった根元まで、シオ姉の蜜肉に包まれた。


「あぁ、俺のが根元まで……スゲぇ、先が……シオ姉の奥に届いてる」

シオリ
「ぁあっ、奥まで、イッパイで……んんぅ、へーちゃん、動いて……お姉ちゃんの子宮、ガチガチのオチンポで、あふぅ……ズンズンして」


「じゃあ、動くよ、シオ姉。もし痛かったら、すぐに言ってよ?」

 肉幹をひいて、埋めて、こんな単純な運動がどうしてここまで気持ちイイんだろう。

 シオ姉の小さな淫壷が真っ赤な粘膜をめくれあがらせながら俺の肉棒を受け止めている。

 ジュボジュボとイヤらしい音を立てる結合は、気持ち良くてドンドンと腰が逸ってしまった。

シオリ
「んひぃぃ……イイよぉ……んんぁっ、オチンポ、……んくぅ、ズポズポされるの、ひぁっ……気持ちイイのぉ……」

 激しい動きに痛がるどころか感じまくり、膣肉がキュンキュンと締め付けてくる。

シオリ
「ぁあっ、スゴイぃぃ……へーちゃん、気持ちイイ、……ひぅぅ、こんなの、スゴすぎるよぉ……ああっ、おかしくなっちゃうぅぅ」


「はぁ、はぁ……俺も、気持ちイイよ、シオ姉……」

 絡みついてくる粘膜は蕩けるように熱くて、突き上げるたびに蜜が溢れて俺の腿まで濡らしていた。

シオリ
「ひゃぅぅ……お、お願い、へーちゃん。ぁあっ、手を、握って……欲しいの……あくぅぅ、気持ちイイの、んぅっ……強過ぎて怖いの」

//CG1f 背面側位。ヒロイン、全裸、挿入にかなり感じて喘ぐ。主人公はヒロインの手を握り、根元まで挿入。


「シオ姉、これでイイ?」

 胸やオマンコのような感じやすい場所には触れなくなってしまったけれど、シオ姉は満足そうに微笑んでいる。

シオリ
「うん、ありがと、へーちゃん。ふふ、手、とっても、おっきいね。あんなに小さくて、モミジみたいだったのに、今はゴツゴツした男の人の手……何だか、安心する」

 その言葉に俺の腕の中に簡単におさまってしまうほど小さいけれど、産まれた頃から見つめてくれている年上なんだという事を思わず意識してしまった。

 それはイヤな感じじゃなくて、何だかくすぐったいような気持ちで、でもせっかく繋がっているんだから安心を覚えるよりも淫らに感じて欲しい。


「シオ姉の手は小さくて、スベスベで、とっても可愛いよ」

シオリ
「んんぅ、ぁあっ……そんな風に触られると、はふぅ……ダメになっちゃうよぉ……」

 握り合った手のひらを親指でくすぐるように撫でながら、やわやわと揉み込んでみれば、ヒクヒクと肉体が震えだした。


「シオ姉は手まで感じやすいんだね」

シオリ
「ぁうんっ……だって、へーちゃんがエッチな風に触るから……んんぁっ、やぁんっ……」

 繋がった場所はすっかり馴染んで、俺が少し揺れるだけで甘い声が漏れだす。

 感じやすい所を刺激していなくても苦しさはないみたいで、それどころか挿入っているだけで気持ち良さそうだ。


「色々と触ってなくても、こんな風に動かすだけで気持ちイイみたいだね」

//読み方 悦すぎて=よすぎて 肉体=からだ
シオリ
「んんっ、うん、気持ちイイ……あふぅ、ダメぇぇ……悦すぎておかしくなっちゃう……クリと違って、膣内で感じるの、ジワジワして熱くて、肉体全部、燃えちゃいそうで……」

 激しく腰を突き上げ、ズチュズチュと蜜を溢れ返す肉壷の浅いところも奥も全部を味わう。

 俺の手を必死に握りしめながら、シオ姉の腰もゆるゆると揺れ出していた。

シオリ
「んくぅぅ、どうしよう、膣内、熱くて……ひぁあっ、ズクズクして、気持ちイイの……んひぃ、このままじゃ、イッちゃうよぉ……」


「イイよ、イッて。シオ姉がイクところ、俺に見せて」

 イキたくないとむずがるシオ姉を追い詰めるように、膣内の特に感じやすい所を小刻みに亀頭で擦り上げる。

シオリ
「んんぁっ、それ、ダメぇぇ……た、種付けだもん、……ぁあっ、私じゃなくて、ああぅっ……へ、へーちゃんが、……ひぅ、イカないとダメなのぉ……ひぐっ、私がイクんじゃないのぉ……」

 ピクピクと震えながらシオ姉が、自分がイクのではなく、俺がイッて種付けしてもらわないといけないのだと訴えてきた。


「んんっ、シオ姉が感じてると、はぁ……膣内がすごくうねって気持ちイイから、俺もイキそうだよ。ねえ、シオ姉、一緒にイキたい」

 シオ姉が感じるほどに俺も気持ち良くて、握り合った手に力を込めながら一緒に果てたいとおねだりする。

シオリ
「ぁあっ……へーちゃんも、イキそうなの? ふぁっ、お、お願い、ひぅ……一緒にイッてぇ……」

 俺の言葉にシオ姉が嬉しそうに笑い、自分から腰を深く沈めて、ギュウギュウと搾り取るように締め付けてきた。

シオリ
「ひぁぁっ……膣内に、膣内に……あひぃ、へーちゃんの精液、いっぱい、注いで! んんぅ、お姉ちゃんの子宮を、へーちゃんのセーシで、ひぅぅ……満たして、孕ませて欲しいのぉ……」


「くぅぅぅ、シオ姉、もう、射精るよ……」

//CG1g 差分eの表情・射精差分。ヒロイン、絶頂。主人公は射精。断面図カットイン。

シオリ
「ぁあっ、イク、イッちゃう……イクぅぅぅぅぅぅっ!!」

 シオ姉が一際大きく震えて、膣肉がキュンキュン肉幹を搾ってくる。

 感じまくって下りてきた子宮が、精子を求めて鈴口を吸い上げてきた。

//SE 射精音

ビュクビュク、ビュルルル、ビュクビュクビュク……


「くぅぅ……うわっ、吸われる……シオ姉のが、吸いついて……スゲぇ……」

 子宮口の吸い上げがスゴくて、しゃくりあげるたびに精液が飲み込まれていくのを感じる。

 シオ姉の孕みたいという気持ちに呼応するように蠢く蜜壷は、睾丸中のスペルマを絞り尽くすようにうねっていた。

シオリ
「ひぁぁっ……来るぅぅ……ぁあっ、へーちゃんのセーシ、イッパイで……んくぅ、熱くて、気持ちイイよぉ……」


「もっと、もっと、受け止めて、シオ姉……」

 シオ姉の膣内をもっと感じたくて、射精しながら更に腰を打ち付ける。

//読み方 射精てる=でてる
シオリ
「あひぃっ……射精てるのに、突かれるの、……ひゃぅぅ、スゴいよぉぉ……」

 シオ姉がビクビクと震えながら、ザーメンに酔っていた。

//CG1h 差分eの表情・射精後差分。ヒロイン、絶頂後で息を乱しつつ幸せそう。主人公は嵌めたまま、結合部から精液が溢れている。

シオリ
「はぁ、はぁ、はぁ……はふぅー……すご、かったぁ……」

 強張っていたシオ姉の肉体から力が抜けて、俺の胸と彼女の背中が密着する。

 汗ばんだ肌の感触が、熱くなった肉体に冷たく感じられて心地イイ。

 汗をかいていてもシオ姉からは甘い匂いしか感じなくて、射精したばかりなのにまた大きくなってしまいそうだ。


「はぁ、はぁ……うん、俺もすごく、気持ち良かった」

シオリ
「ふふ。一緒にイクのって、とってもイイわね」

 シオ姉が振り返って、ニッコリと綺麗に笑う。

 せっかく振り返ってくれたんだからと首を曲げて小さなシオ姉と唇を重ねれば、舌を吸われてキスが深くなった。

シオリ
「ちゅ、ん、くちゅ……んんぅ、ヤダ、垂れてきちゃう……。へーちゃんったら、イッパイ射精すんだもん」

 肉体を捻ったせいで溢れだしてきた精液に眉をしかめて苦笑する。

 気持ち悪くて困っているんじゃなくて、こぼれちゃうのがもったいなくて気に入らないって感じの表情に、何だかにやけてしまいそうだ。


「絶対にシオ姉との赤ちゃんが欲しいから、頑張って種付けしたんだよ」

シオリ
「私も、へーちゃんの赤ちゃん欲しいよ。ふふ、へーちゃんの赤ちゃんはきっとすっごく可愛いんだろうなぁ〜」

 想像しながら幸せそうに笑うシオ姉を見ていると、プロポーズはつっぱねられてばかりだけど、やっぱり俺ってば愛されてるんだなと嬉しくなる。


「シオ姉の赤ちゃんはとっても可愛いだろうね。あ〜、赤ちゃん出来てるとイイなぁ」

シオリ
「どうかなぁ? 一応、検査の結果を見ると私も赤ちゃんが出来るようになっているはずなんだけど、今回のエッチで出来てるかなぁ?」

 薬の効果の実証のためにエッチして欲しいって誘われた時は驚いたけど、シオ姉の周りにたくさんいる男の中からわざわざ俺を選んでくれたんだから、実験のためだけの関係じゃないはずだ。


「今、出来てなくても、俺、出来るまで頑張るから!」

シオリ
「それって、今から?」

 俺の気合の入った声を聞いて、ゆるく握り合ったままだった手に、少しだけ力を籠めてくる。


「ダメ、かな? シオ姉が辛いなら、また明日以降に頑張るけど……」

シオリ
「ううん、イイよ。私もへーちゃんをもっと感じたいから。お姉ちゃんの卵子に、たくさん、種付けセーシ、注いで欲しいな」

 シオ姉が俺を煽るように腰を揺すって、受精のおねだりをしてきた。

 魅惑のおねだりに抑えていた性欲が爆発し、あっという間に再勃起する。

シオリ
「ふぁっ!? んんぅ……私の膣内で、また、へーちゃんのガチガチにおっきくなってるよぉ……」

 驚きのせいか膣肉がキュッと締めあげてくるのが堪らなくて、俺はより一層、シオ姉の肉体に夢中になっていった。